風魔小太郎
ふうま こたろう
相模北条家臣。
風魔は北条家に仕えた忍者の一族で、小太郎はその首領が代々名乗った名前とされる。
風魔一族は乱波(らっぱ)と呼ばれ、みな馬術に長けていたという。
武田家との戦いでは敵陣に夜討ちを駆け、混乱に陥れたという逸話が残る。
またこのときの風魔小太郎は、身の丈7尺2寸(約218cm)、筋肉隆々で眼や口は大きく牙が生えていたなど、化け物のような風貌をしていたと伝わる。
北条家の滅亡後、風魔一族は野盗となり江戸の町を荒らしていたとされる。
やがて江戸町奉行の野盗狩りに合い、風魔党は根絶やしにされたと伝わる。
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