立花道雪

たちばな どうせつ

豊後大友家臣。

名は戸次鑑連（べっきあきつら）。

各地で転戦した大友家の宿老で、その武略は常勝不敗で軍神と崇められ、敵からは「鬼道雪」と恐れられた。

その武勇は遠く甲斐の武田信玄の耳にも届く。

信玄は「一度手合わせしてみたいが、遠くて叶わぬため残念だ」と語ったと云う。

晩年になっても御輿に乗って出陣し、輿のまま敵陣に突撃するほどの武辺者でもあった。

「長尾懸かり」は道雪が用いた戦法と伝わる。

鉄砲の2段銃撃のあとに槍隊が突撃し、その後に騎馬で蹂躙する。